SDGsブースにて、初代プレイステーションの解体を体験できます!(21グループ限定)
- 10:00~10:30 第1部
- 11:00~11:30 第2部
- 12:00~12:30 第3部
(各 先着7グループまで)
さらに!
※限定500枚 なくなり次第終了となります。
回収商品の詳細はこちら
※スマートフォン・パソコンなど、個人情報を含むものは、
事前にデータの消去をお願いいたします。
※ 家電4品目(TV、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)や、乾電池、石油・灯油を利用した
ストーブ等は回収できません
※ 大きさや状態により、回収をお断りする場合がございます
家庭で使用する小型家電には鉄、アルミ、銅、レアメタル(金、銀、パラジウム、リチウム等)といった有用な金属がたくさん含まれており、それらはリサイクル可能な貴重な資源です。
日本で使用済みとなる小型家電は年間65万トン。これは山形県民が年間に出すごみの約2倍の量に相当します。
そのうち有用な金属は28万トン。金額にしてなんと844億円にものぼります。これらの使用済み小型家電は「都市鉱山」といわれています。
しかし、この貴重な金属も様々なハードルからなかなか回収が進んでいません。
リサイクルに回っているものは28万トンのうち、わずか10万トン程度。60%以上もの資源が焼却され埋められてしまったり、ジャンク品として海外に流れて入ってしまっているのです。
レアメタル属は鉱山から採掘されます。
当然ながらその埋蔵量には限度があり、近年の急激な電子機器の普及によって採掘しやすい鉱山から順に開発され、採掘効率は年々悪化しています。
1gのレアメタルを取り出すのに廃棄するその他の土砂は増える一方です。
また、鉱山の奥に行けば行くほど作業のリスクが高くなり、命の危険に晒されている労働者が多くいるという現実があります。
さらに、埋蔵されている地域に偏りがあるため、政治に利用されることも多く、資源を持たない国にとってはリスクが高くなります。
資源価格が上がると、それを輸入に頼る日本などは産業が危機に晒されます。
特にロシアウクライナ戦争以来、高騰する化石燃料などのエネルギーや資源が枯渇する危機が現実的になり、安全保障の面でもサーキュラーエコノミーを進める必要性が指摘されています。
1番の原因は、わたしたち一人一人の知識不足です。
正しいリサイクル方法、正しい捨て方を知らないと、地球の貴重な資源がどんどん失われてしまいます。
例えば、パソコン100台から取れる金の量はどのくらいだと思いますか?
なんとたったの2g。
1つの家電に入っている量が少ないため回収効率がとても悪いのです。
1つの家電から取れる金属が少ない上に、当たり前ですがそれらは各家庭に分散しています。
そのため回収コストばかりが高くなり、なかなか採算を合わせることができないのが現状なのです。
2つの経済モデルをご覧ください。
左側は「リサイクル経済」。
資源の再利用というと、「リサイクル」が思い浮かぶ人は多いでしょう。このモデルでは、一度使ったものをリサイクルして生産に戻す形になっており、資源の節約にはなっていますが、実は廃棄も生み出します。
そして右側が「循環型経済」。
資源を効率的に再利用することで廃棄物を減らし環境負荷を最小化するモデルで、リサイクル資源に新たな資源を投入して生産し、使用し、リサイクルし、というループを形作るものです。
従来のモデルとは形も違いますが、もっと大きな違いは、「廃棄物」がないことです。サーキュラーエコノミーでは、製品設計の段階から「廃棄を出さない」「寿命を延ばす」ものづくり、仕組みづくりを行うことが前提になっているからです。
パソコン, ガラケー, スマホ, デジカメ, ゲーム, スキャナ,
小型プレーヤー, スピーカー, ケーブル類, SDカード,
USBメモリ, など
循環思考メディア「環境と人」は、
何も捨てないビジネスの仕組みやごみから価値を創る取り組みなど、 「環境に関わる知られていない事実や知識」を、生活者・企業・団体に届ける情報プラットフォームです。
70年に渡るリサイクル業の経験で培った知見や繋がりを起点に、人や情報を循環させることにより、「環境」と「人」、そしてその営みである「ビジネス」の調和ある発展を目指します。