SUSTAINABILITY COLLEGEのオンラインイベント「紙談義」に編集長 新井遼一が登壇しました。

2022年6月10日(金)にNPO法人グリーンズと株式会社morning after cutting my hairが共同運営するSUSTAINABILITY COLLEGEの番外編オンラインイベント「紙談義」が開催されました。

「環境と人」編集長の新井遼一が登壇し、古紙回収・リサイクルの現状について他2名のゲストとともにディスカッションしました。

SUSTAINABILITY COLLEGEとは

SUSTAINABILITY COLLEGE(通称:サスカレ)は、これからの時代の必修科目「サステナビリティ」について実践者同士が学び合う「ラーニングコミュニティ」です。

多様なフィールドで活躍する講師と受講生がともに教え合い実践することを大切にしている学びの場として、2020年10月に開講し、現在90名の受講生が在籍します。

大企業、スタートアップ、官公庁、教育機関、非営利団体など幅広い領域の実践者が集い、多様な視点で学び合っています。

今回の「紙談義」は、SUSTAINABILITY COLLEGEの番外編オンラインイベントとして開催、以下に当日の講演内容についてかいつまんで記載します。

https://www.sustainability-college.com/

紙にまつわる課題について

再生紙と、バージンパルプからつくる非再生紙に別れる「紙」。

その両方の課題について、環境負荷の側面と製造コストなどのビジネス面の両軸から言及しました。

また、実際に古紙回収の現場に向き合う立場から、リサイクルできない紙製品について解説するとともに、その根本的な原因となる企業の担当者の意識・組織構造・経営上の課題を説明、問題意識の浸透に努めました。

ありがちな勘違いについて

同イベントにて、紙にまつわるありがちな認識違いについても言及しました。

新たな原料からつくられる一見環境に良いと思われる新素材の紙が、実はリサイクルの難易度を上げている点や、そこから派生して現場で発生するであろう問題点について説明しました。

さらに、海外で浸透しつつある脱プラスチックの動きについても、輸送に伴うCO2排出量などの側面から鑑みた場合に一概に良いとはいえないとの持論を伝えました。

環境に関わる「知られていない現実」を1人でも多くの方に伝えるため、「環境と人」では編集長 新井遼一による執筆・セミナー・取材のご依頼を承っております。

興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

環境と人では皆さまからの執筆・セミナー・取材のご依頼をお待ちしております。

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